no.014
白井美穂
Mio Shirai
size
(a)3600x2600x183mm, (b)1700x2600x183mm
material
stainless steel, processed graphic film sheet
車路壁看板 billboard on the parking ramp wall
「階段を降りてくる花嫁」とピカソの絵の前でこちらを「挑発する女性」。さらに「バーベルを持って坂道を登る女性」。これらが２ヵ所の３枚の看板の内容です。ここに彼女は受け身である現在の女性とそれにあらがおうとする自分自身を映しています。白井美穂は小さなミニチュアをつくり、写真に撮って看板にするという方法を使います。
白井美穂/日本
Mio Shirai/Japan
1962 -
1962年 京都に生まれる 1988年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了後、1993年 アジア交流基金日米芸術家交換プログラムで渡米。1993年-2007 年までニューヨークで活動を行なう。初期は工業製品、日用品を使用した彫刻とインスタレーション作品を制作して注目を集める。近年では絵画、写真、映像まで表現の幅を広げ、国内外で精力的に活躍している。主な展覧会に第７回インド・トリエンナーレ、「Boland Dopitova, Rist, Shirai」プラハ市立美術館（チェコ）、シェドハーレ（チューリッヒ）、「Kunst Himat Kunst」クンストラーハウス（グラーツ）、越後妻有アートトリエンナーレ、「アーティスト・ファイル2008」国立新美術館（東京）、第１回所沢ビエンナーレ等。現在、女子美術大学芸術学部講師。