no.033
江上計太
Keita Egami
size
13000 x 6500 mm
material
stainless wire
サイン sign
江上計太は仕切られた形(グリッド)の組み合わせによる仕事をします。ここではふたつの作品、換気塔の天蓋と、ビルのてっぺんのワイヤーによるクモの巣をつくりました。金属の線の奥に見える青空は、時に無限に広がる青空よりも一層青い色を意識させることがあります。彼の作品は仕切ることによってより想像力をはばたかせる日本古来の哲学に似ているともいえるようです。
江上計太/日本
Keita Egami/Japan
1951 -
1951年 福岡県大牟田市生まれ。1977年 東京芸術大美術学部芸術学科卒業後、
福岡や東京、フランスなど各地で個展を開催。1991年第5回バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレ優秀賞、1999年第7回福岡県文化賞を受賞。パブリックコレクションは北九州美術館、富山県立近代美術館、福岡県立美術館、福岡市美術館など多数。