no.055
山本正道
Masamichi Yamamoto
size
1180x2450x400mm
material
ronze, granite
車止め(ベンチ) bollard (bench)
山本正道は石とブロンズを丁寧に組み合わせた仕事をしますが、同時に風景そのものが彫刻になるような仕事もしています。彼の作品からは、時代を超えてこだわり続ける人間への関心が彫刻の本質に迫るものだという考えが伝わってきます。夢を追い、ふくらませ自分の心のなかの世界をあらわすという彫刻家の考え方がわかる作品です。
山本正道/日本
Masamichi Yamamoto/Japan
1941 -
1941年、京都市生まれ。1965年、東京芸術大学彫刻科卒業。1968-71年、イタリア政府給費留学生としてローマ美術学校のファッツィーニの教室で学ぶ。また、1978-79年、フルブライト芸術部門交換研究員として渡米。1976年 第5回平櫛田中賞、2000年 第31回中原悌二郎賞を受賞。1995年-2009年 東京芸術大学彫刻科教授。2005年紫綬褒章受章。横浜山下公園の「赤い靴はいてた女の子」像や、旧富士銀行のアメリカ同時多発テロ犠牲者のための慰霊碑(東京・大手町)など、パブリックアートの制作も多数行っている。