FARET TACHIKAWA ART

no.032

関根伸夫

Nobuo Sekine

size
900x1000x300mm (2 pieces total)
material
granite
車止め bollards

対話のボラード

Dialogue Bollards

関根伸夫はアートを環境のなかに活かそうと仕事をしてきたパイオニアです。アートがギャラリーや美術館のなかに納まるものではなく、都市の空間の中で息づくことの素晴らしさをヨーロッパを歩いて感じたといいます。日本でも奈良、平安、鎌倉時代には彫刻が、桃山時代には障壁画が建築と結びついて盛んになりました。彼は美術の現代における可能性を探そうとしているのです。

関根伸夫/日本

Nobuo Sekine/Japan

1942 - 2019

1942年埼玉県生まれ。多摩美術大学の斎藤義重教室で指導を受け、1968年大学卒業後、作家活動を開始。1968年神戸現代彫刻展に出品された≪位相―大地≫は、もの派の先駆的、代表的な作品として国際的にも広く知られている。ヴェネチア・ビエンナーレ参加後は、「公共空間を活性化させるアート」に関心を移し、73年に環境美術研究所を設立。東京都庁舎シティーホール前の《水の神殿》をはじめ、公共彫刻、環境彫刻の分野で現在も活躍している。

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