no.101
松田重仁
Shigehito Matsuda
size
1330 x 280 x 280mm
material
bronze
車止め bollard
浮遊する水
Water, Floating Around
松田重仁は木彫りの作家です。今回の仕事でも、まず木を彫ってそれを型抜きしブロンズの作品に仕上げました。ですから木彫りのノミのあとがそのまま感じられます。ここでは作家はひとつの実をつくりました。そこにはタイムカプセルとして未来に花咲く実をつくろうとの望みがあるのです。身近なものに対する愛着は美術の動機のひとつなのです。
松田重仁/日本
Shigehito Matsuda/Japan
1959-
1959年 山形県生まれ。1984年 多摩美術大学大学院彫刻専攻科修了。
現在 二科会会友、日本美術家連盟会員、多摩美術大学非常勤講師。
植物や水をテーマに、花弁や種子、若芽を思わせる形態の木彫作品で知られる。
ブロンズ鋳造したパブリックアートも多数手がけている。主なコミュッションワークは、山形市役所、安田女子大学、代官山アドレス、マンダリンオリエンタル上海他多数。