FARET TACHIKAWA ART

no.102

植村公雄

Kimio Uemura

size
1200 x 409 x 500 mm
material
stainless steel
車止め bollard

植村公雄はステンレスという輝きのある材料に色と形を組み合わせて異種混合の妙のある作品をつくります。これは要素を減らすという最近の美術には珍しく、足し算の世界です。その足し算は、雲や山や川といった幼い頃の記憶によってできています。幼い頃の記憶を要素とする態度は美術の動機のひとつです。

植村公雄/日本

Kimio Uemura/Japan

1949-

1949年 東京生まれ。1972年 多摩美術大学彫刻科卒業。1978~80年 アメリカ、ボルチモアに住む。1980年 メリーランド・インスティテュートのラインハート彫刻大学院修了。1980~83年 ニューヨークに滞在。円柱や矩形の幾何学形態の金属彫刻に赤や黒などのエナメル塗装を施した作品で知られる。国内外のパブリックアートの制作も手掛けており、ファーレ立川以外には、春日井市民病院(愛知県春日井市)、兵庫留学生会館(兵庫県神戸市)などで作品を見ることができる。

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